小物のプレス打ち抜き部品やMIMなどのバリ除去や表面研磨にはバレル研磨で対応します。
遠心バレル・回転バレル・振動バレルを所有しており、ご依頼品の形状や素材などによって、使用機械やバレルメディアを含め研磨工程デザインをします。1個でも100,000個でも対応可能です。
研磨というと光沢・艶出しという印象がありますが、逆に艶を無くす研磨も可能です。塗装前に表面積を増加させたい・光を反射させたくないような部品にも有効です。
ワーク(被加工物)・研磨メディア・水・コンパウンドなどが入っているバレル槽に運動を加えて、ワークとメディア間の摩擦作用で研磨されます。図は回転バレルで、内容物が上まで持ち上げられて重力で下へ落ちる緑色の部分で滑り層が発生し研磨されています(どのように?)。
創業以来、研磨加工受託に特化しております。
洋食器の町として有名な新潟県燕市で、先代はバフ研磨加工を主として創業しました。
鍋・ケトルの本体部分をバフ研磨しているうちに、それに必要なハンドル金具部分も研磨して欲しいという要望をいただくようになりました。小さくて複雑な形状になるとバフ研磨では非常に困難です。それらに対応するために有効な「バレル研磨加工」も始めました。この加工法の可能性を感じ、バレル研磨加工に完全にシフトしました。
長年培ったバレル研磨技術を応用し、従来の金属加工品だけではなく、3Dプリント品の研磨も開始し、お気軽にご依頼いただけるように見積なしの定額制研磨サービス「BOXオーダー」を開始。
2019年、「ドラッグフィニッシュ加工」「切削工具エッジホーニング」を開始しました。
2020年、スケート事業部を新設し、「燕ブレード」の販売事業を開始しました 。
※ 燕市フィギュアスケートブレード開発研究会についてはこちらをご覧ください。